ショアジギング初心者がショアジギング用のリールを考える2016

ショアジギング用のリールについて、ショアジギングを初めて1年ちょっとの初心者が考えてみました。
今、使っているのはダイワ・ヴァデル4000Hですが、使ってて思ったことなども含めて。

私が考えるショアジギングのリールの条件は、
1.PE2号もしくはPE2.5号が300m巻ける。
→仮に100m(理想)飛ばせるとして、そこから沈めます。
 水深にもよりますが、10mから30mぐらいだと仮定します。
 ここまでで130mぐらいはラインが出ます。
 さらに風などの影響でもう少し必要です。
 さらに対象魚が青物ということで、魚がかかった後に走ることも想定してさらにラインが出ます。
 なので200mは必要だと思います。
 しかし、200mだと不安です。
 ライントラブルや根掛かり、さらにはラインを魚に切られてしまうなど、釣り場でラインがなくなってしまうということも。
 なので、300mは欲しいです。
2.巻取りが1m/1回転は欲しい。
→巻取り回数は多いよりは少ないほうが疲労が少ないという判断。
 さらにジグを早く動かせるので、巻き取り量も多い方が調整が効きます。
3.それなりのドラグ性能
→対象魚が青物なので、走られても対応できるように。
4.予算は1万円代前後以内
→初心者なので高級機は要らない。あと、上位機種に変えたときに変化を楽しみたいので。

このあたりを条件にリールを探してみます。

ダイワとシマノで価格帯と糸巻き量を条件に選定してみました。

品名 型番 巻り量
(cm/回転)
自重
(g)
(実用)
ドラグ力
(kg)
糸巻量
(m)
ベアリング
(個)
価格 HP Amazon価格
(2016/11/17現在)
ダイワ
レブロス 3500 83 370 6 2-300 4/1 9,800 HP 6,699
レブロス 4000 87 365 6 2.5-300 4/1 9,800 HP 6,827
エクセラー 3500 83 375 6 2-300 4/1 12,500 HP 9,450
エクセラー 4000 87 380 6 2.5-300 4/1 12,500 HP 9,088
クレスト 3500 83 385 6 2-300 4/1 HP 4,915
クレスト 4000 87 390 6 2.5-300 4/1 HP 5,092
クレスト 4000H 95 390 6 2.5-300 4/1 HP 5,517
リバティクラブ 3500 83 405 6 2-300 3/1 HP 4,518
リバティクラブ 4000 86 405 6 2.5-300 3/1 HP 4,970
フリームス 3500 83 400 8 2-300 4/1 18600 HP 12,490
フリームス 4000 87 405 8 2.5-300 4/1 18600 HP 12,386
EM MS 3500H 97 340 8 2-300 6/1 24,000 HP 16,449
EM-MS 4000H 101 340 8 2.5-300 6/1 24,000 HP 17,625
BG 3500 83 400 8 2-300 6/1 14,000 HP 11,015
BG 3500H 97 400 8 2-300 6/1 14,000 HP 11,015
BG 4000 87 405 8 2.5-300 6/1 14,000 HP 11,015
BG 4000H 101 405 8 2.5-300 6/1 14,000 HP 10,295
ヴァデル 3500 83 410 8 2-300 4/1 20500 HP 15,368
ヴァデル 3500H 97 410 8 2-300 4/1 20500 HP 15,490
ヴァデル 4000 87 415 8 2.5-300 4/1 20500 HP 14,050
ヴァデル 4000H 101 415 8 2.5-300 4/1 20500 HP 14,050
ブラスト 3500 83 415 8 2-300 6/1 28000 HP 19,384
ブラスト 3500H 97 415 8 2-300 6/1 28000 HP 20,975
ブラスト 4000 87 415 8 2.5-300 6/1 28000 HP 19,159
ブラスト 4000H 101 415 8 2.5-300 6/1 28000 HP 20,975
品名 型番 巻り量
(cm/回転)
自重
(g)
(実用)
ドラグ力
(kg)
糸巻量
(m)
ベアリング
(個)
価格 HP Amazon価格
(2016/11/17現在)
シマノ
セドナ C5000 83 315 4 2-320 3/1 HP 6,150
サハラ C5000 76 340 6 2-320 3/1 9000 HP 6,563
ナスキー C5000XG 105 300 6 2-320 4/1 13,500 HP 9,948
スフェロスSW 5000HG 97 495 5 2-350 4/1 16000 HP 12,700
スフェロスSW 6000HG 103 505 5 3-300 4/1 16000 HP 11,252
スフェロスSW 6000PG 83 505 5 3-300 4/1 16000 HP 11,260
ストラディック C5000XG 105 320 6 2-320 6/1 27,500 HP
バイオマスターSW 5000XG 105 315 5.5 2-350 6/1 29400 HP 20,414
バイオマスターSW 5000PG 81 315 5.5 2-350 6/1 29400 HP 20,134
バイオマスターSW 6000XG 112 455 7 2-440 6/1 32500 HP 21,887
バイオマスターSW 6000HG 103 455 7 2-440 6/1 32500 HP 22,275
バイオマスターSW 6000PG 83 455 7 2-440 6/1 32500 HP 22,228

昨年と比較すると、ダイワがこのクラスのリールに力を入れているように思えます。
とくに、2016年10月に発売されたばかりのBGは価格も初心者向けです。

私が使っているヴァデルよりも入門用にぴったりではないのでしょうか。
マグシールドの有無がありますが、個人的にはマグシールドがなくても問題ないように思えます。

実は、先日使っているヴァデルがガラガラと異音が発生したのでバラしました。
バラした結果、マグシールド内のクラッチから音がしていました。
洗浄して注油して今のことは音はしていませんが、再発する可能性はあります。
定期的にバラしてメンテナンスするのであれば、マグシールドがいらないかもしれません。
マグシールド内部はメーカーメンテナンスなので。

ヴァデルは約1年半ほど使いましたが、今回の異音トラブル以外は問題なく使えていました。
(といっても、大型青物を釣った経験がないですが)
キャスト時、リーリング時など支障はないです。
唯一、欠点挙げるとしれば、リーリング時にゴロゴロと感触がある程度です。(個人的な感想です)
毎週末に使っているわけではないので、毎週釣行される場合はどうなるか不明です。
メンテナンスは釣行後にシャワー水にくぐらせていた程度です。

その他のヴァデルとBGの違いは、
1:ヴァデルがUTDに対して、BGがATDです。
2:ヴァデルのベアリングが4個に対して、BGが6個。
3:ヴァデル4000Hが415gに対して、BG4000Hが405g。
4:ヴァデルはエアベールですが、BGは違います。ベールの強度はヴァデルのほうが上。
5:ヴァデルのハンドルノブがラウンド型に対して、BGは違います。交換不可。
6:Amazon価格(2016/11/17現在)で、ヴァデル4000Hが14,050円に対して、BG4000Hが10,295円。

この価格帯で検討しているなら個人的にはもう少しプラスしてダイワ・ブラストかシマノ・バイオマスターSWがいいかなと思います。
ダイワ・ブラストは2016年9月に発売されたばかりです。

スペック的にはマグシールドとATD搭載でヴァデルとBGのいいとこ取りなスペックです。

バイオマスターSWの6000番台は、2016年8月に登場したばかりの型番で防水性能がアップしています。

2016年11月に発売されたばかりのストラディックも見逃せません。

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そうなると、ダイワのEM MSもスペック上は候補に入れてもいいです。

とりあえずショアジギングを始めてみたい!
という人は、クレストを選択するのもありです。
ドラグ性能が気になりますが、よほどの大物がかからない限りは大丈夫でしょう。

シマノだったら16ナスキーもいいですね。
なにより軽い!
なのに巻き取りが1mある。(ギア強度が心配ですが)

リールの他にロッド、ルアー、ラインなどなど揃えるものが多いので。
どんなに高いリールでも、魚がいなければ意味ないです。
交通費なども必要ですし。

<2016.11.21追記>
ヴァデルのトラブルが多発したので、耐久性は△かな。
ヴァデルを分解してみた
マグシールド機は1年に一回ぐらいのオーバーホールか、トラブル時の修理代を考慮しておいたほうがいいと思います。
釣行回数に左右されるので、毎週使う人で耐久性を求めるのであれば気をつけてください。

最後まで読んでいたただきありがとうございます。
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コメント

  1. […] 2016年版のショアジギングリールを調べたばかりなので、これ(ショアジギング初心者がショアジギング用のリールを考える2016)をもとにしばらくは、リール探しの旅に出ようと思います。 […]

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