ショアジギング用のリールについて、ショアジギングを初めて1年ちょっとの初心者が考えてみました。
今、使っているのはダイワ・ヴァデル4000Hですが、使ってて思ったことなども含めて。
私が考えるショアジギングのリールの条件は、
1.PE2号もしくはPE2.5号が300m巻ける。
→仮に100m(理想)飛ばせるとして、そこから沈めます。
水深にもよりますが、10mから30mぐらいだと仮定します。
ここまでで130mぐらいはラインが出ます。
さらに風などの影響でもう少し必要です。
さらに対象魚が青物ということで、魚がかかった後に走ることも想定してさらにラインが出ます。
なので200mは必要だと思います。
しかし、200mだと不安です。
ライントラブルや根掛かり、さらにはラインを魚に切られてしまうなど、釣り場でラインがなくなってしまうということも。
なので、300mは欲しいです。
2.巻取りが1m/1回転は欲しい。
→巻取り回数は多いよりは少ないほうが疲労が少ないという判断。
さらにジグを早く動かせるので、巻き取り量も多い方が調整が効きます。
3.それなりのドラグ性能
→対象魚が青物なので、走られても対応できるように。
4.予算は1万円代前後以内
→初心者なので高級機は要らない。あと、上位機種に変えたときに変化を楽しみたいので。
このあたりを条件にリールを探してみます。
ダイワとシマノで価格帯と糸巻き量を条件に選定してみました。
品名 | 型番 | 巻り量 (cm/回転) |
自重 (g) |
(実用) ドラグ力 (kg) |
糸巻量 (m) |
ベアリング (個) |
価格 | HP | Amazon価格 (2016/11/17現在) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダイワ | |||||||||
レブロス | 3500 | 83 | 370 | 6 | 2-300 | 4/1 | 9,800 | HP | 6,699 |
レブロス | 4000 | 87 | 365 | 6 | 2.5-300 | 4/1 | 9,800 | HP | 6,827 |
エクセラー | 3500 | 83 | 375 | 6 | 2-300 | 4/1 | 12,500 | HP | 9,450 |
エクセラー | 4000 | 87 | 380 | 6 | 2.5-300 | 4/1 | 12,500 | HP | 9,088 |
クレスト | 3500 | 83 | 385 | 6 | 2-300 | 4/1 | – | HP | 4,915 |
クレスト | 4000 | 87 | 390 | 6 | 2.5-300 | 4/1 | – | HP | 5,092 |
クレスト | 4000H | 95 | 390 | 6 | 2.5-300 | 4/1 | – | HP | 5,517 |
リバティクラブ | 3500 | 83 | 405 | 6 | 2-300 | 3/1 | – | HP | 4,518 |
リバティクラブ | 4000 | 86 | 405 | 6 | 2.5-300 | 3/1 | – | HP | 4,970 |
フリームス | 3500 | 83 | 400 | 8 | 2-300 | 4/1 | 18600 | HP | 12,490 |
フリームス | 4000 | 87 | 405 | 8 | 2.5-300 | 4/1 | 18600 | HP | 12,386 |
EM MS | 3500H | 97 | 340 | 8 | 2-300 | 6/1 | 24,000 | HP | 16,449 |
EM-MS | 4000H | 101 | 340 | 8 | 2.5-300 | 6/1 | 24,000 | HP | 17,625 |
BG | 3500 | 83 | 400 | 8 | 2-300 | 6/1 | 14,000 | HP | 11,015 |
BG | 3500H | 97 | 400 | 8 | 2-300 | 6/1 | 14,000 | HP | 11,015 |
BG | 4000 | 87 | 405 | 8 | 2.5-300 | 6/1 | 14,000 | HP | 11,015 |
BG | 4000H | 101 | 405 | 8 | 2.5-300 | 6/1 | 14,000 | HP | 10,295 |
ヴァデル | 3500 | 83 | 410 | 8 | 2-300 | 4/1 | 20500 | HP | 15,368 |
ヴァデル | 3500H | 97 | 410 | 8 | 2-300 | 4/1 | 20500 | HP | 15,490 |
ヴァデル | 4000 | 87 | 415 | 8 | 2.5-300 | 4/1 | 20500 | HP | 14,050 |
ヴァデル | 4000H | 101 | 415 | 8 | 2.5-300 | 4/1 | 20500 | HP | 14,050 |
ブラスト | 3500 | 83 | 415 | 8 | 2-300 | 6/1 | 28000 | HP | 19,384 |
ブラスト | 3500H | 97 | 415 | 8 | 2-300 | 6/1 | 28000 | HP | 20,975 |
ブラスト | 4000 | 87 | 415 | 8 | 2.5-300 | 6/1 | 28000 | HP | 19,159 |
ブラスト | 4000H | 101 | 415 | 8 | 2.5-300 | 6/1 | 28000 | HP | 20,975 |
品名 | 型番 | 巻り量 (cm/回転) |
自重 (g) |
(実用) ドラグ力 (kg) |
糸巻量 (m) |
ベアリング (個) |
価格 | HP | Amazon価格 (2016/11/17現在) |
シマノ | |||||||||
セドナ | C5000 | 83 | 315 | 4 | 2-320 | 3/1 | – | HP | 6,150 |
サハラ | C5000 | 76 | 340 | 6 | 2-320 | 3/1 | 9000 | HP | 6,563 |
ナスキー | C5000XG | 105 | 300 | 6 | 2-320 | 4/1 | 13,500 | HP | 9,948 |
スフェロスSW | 5000HG | 97 | 495 | 5 | 2-350 | 4/1 | 16000 | HP | 12,700 |
スフェロスSW | 6000HG | 103 | 505 | 5 | 3-300 | 4/1 | 16000 | HP | 11,252 |
スフェロスSW | 6000PG | 83 | 505 | 5 | 3-300 | 4/1 | 16000 | HP | 11,260 |
ストラディック | C5000XG | 105 | 320 | 6 | 2-320 | 6/1 | 27,500 | HP | – |
バイオマスターSW | 5000XG | 105 | 315 | 5.5 | 2-350 | 6/1 | 29400 | HP | 20,414 |
バイオマスターSW | 5000PG | 81 | 315 | 5.5 | 2-350 | 6/1 | 29400 | HP | 20,134 |
バイオマスターSW | 6000XG | 112 | 455 | 7 | 2-440 | 6/1 | 32500 | HP | 21,887 |
バイオマスターSW | 6000HG | 103 | 455 | 7 | 2-440 | 6/1 | 32500 | HP | 22,275 |
バイオマスターSW | 6000PG | 83 | 455 | 7 | 2-440 | 6/1 | 32500 | HP | 22,228 |
昨年と比較すると、ダイワがこのクラスのリールに力を入れているように思えます。
とくに、2016年10月に発売されたばかりのBGは価格も初心者向けです。
私が使っているヴァデルよりも入門用にぴったりではないのでしょうか。
マグシールドの有無がありますが、個人的にはマグシールドがなくても問題ないように思えます。
実は、先日使っているヴァデルがガラガラと異音が発生したのでバラしました。
バラした結果、マグシールド内のクラッチから音がしていました。
洗浄して注油して今のことは音はしていませんが、再発する可能性はあります。
定期的にバラしてメンテナンスするのであれば、マグシールドがいらないかもしれません。
マグシールド内部はメーカーメンテナンスなので。
ヴァデルは約1年半ほど使いましたが、今回の異音トラブル以外は問題なく使えていました。
(といっても、大型青物を釣った経験がないですが)
キャスト時、リーリング時など支障はないです。
唯一、欠点挙げるとしれば、リーリング時にゴロゴロと感触がある程度です。(個人的な感想です)
毎週末に使っているわけではないので、毎週釣行される場合はどうなるか不明です。
メンテナンスは釣行後にシャワー水にくぐらせていた程度です。
その他のヴァデルとBGの違いは、
1:ヴァデルがUTDに対して、BGがATDです。
2:ヴァデルのベアリングが4個に対して、BGが6個。
3:ヴァデル4000Hが415gに対して、BG4000Hが405g。
4:ヴァデルはエアベールですが、BGは違います。ベールの強度はヴァデルのほうが上。
5:ヴァデルのハンドルノブがラウンド型に対して、BGは違います。交換不可。
6:Amazon価格(2016/11/17現在)で、ヴァデル4000Hが14,050円に対して、BG4000Hが10,295円。
この価格帯で検討しているなら個人的にはもう少しプラスしてダイワ・ブラストかシマノ・バイオマスターSWがいいかなと思います。
ダイワ・ブラストは2016年9月に発売されたばかりです。
スペック的にはマグシールドとATD搭載でヴァデルとBGのいいとこ取りなスペックです。
バイオマスターSWの6000番台は、2016年8月に登場したばかりの型番で防水性能がアップしています。
2016年11月に発売されたばかりのストラディックも見逃せません。
【11月入荷予定/予約受付中】 シマノ(SHIMANO) ストラディック C5000XG
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そうなると、ダイワのEM MSもスペック上は候補に入れてもいいです。
とりあえずショアジギングを始めてみたい!
という人は、クレストを選択するのもありです。
ドラグ性能が気になりますが、よほどの大物がかからない限りは大丈夫でしょう。
シマノだったら16ナスキーもいいですね。
なにより軽い!
なのに巻き取りが1mある。(ギア強度が心配ですが)
リールの他にロッド、ルアー、ラインなどなど揃えるものが多いので。
どんなに高いリールでも、魚がいなければ意味ないです。
交通費なども必要ですし。
<2016.11.21追記>
ヴァデルのトラブルが多発したので、耐久性は△かな。
ヴァデルを分解してみた
マグシールド機は1年に一回ぐらいのオーバーホールか、トラブル時の修理代を考慮しておいたほうがいいと思います。
釣行回数に左右されるので、毎週使う人で耐久性を求めるのであれば気をつけてください。
最後まで読んでいたただきありがとうございます。
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コメント
[…] 2016年版のショアジギングリールを調べたばかりなので、これ(ショアジギング初心者がショアジギング用のリールを考える2016)をもとにしばらくは、リール探しの旅に出ようと思います。 […]