消波ブロックでの釣りを考える

早いもので9月も下旬です。
これから釣りのハイシーズンとなっていきますが、アジングもこれから冬にかけてサイズアップが狙える季節。

今年こそは尺アジを釣りたい!
と思っていますが、足場のいい波止で釣りをすることが多いのですが、最近は消波ブロック(テトラポッド)でのアジングが好調だという噂を耳にします。
なぜ、消波ブロックなのか?

消波ブロックって海岸線にずっと並んでいるわけではなくって、点在している感じですよね。
海岸線にずっと並べておけば波の影響も少ないのでは?
しかし、それには膨大な予算が必要です。
ということは、設置する場所には何か理由があるのでは?
まずはこの理由について考えてみます。

そもそも消波ブロックの目的は護岸であること。
波を打ち消すための用途であることから、消波ブロックが設置している箇所は波が高い傾向があるのではないのか。
というのは個人的な考察なのですが、これが合っている場合消波ブロックが設置している箇所には”かけあがり”があるということが推測されます。
かけあがりがあるある場合は、波が高くなる傾向があります。
波
(下手くそな図ですいません)
赤い矢印が流れです。
かけあがりでは、海底に沿って海面方向に流れがあります。
海面方向に押された海水は逃げ場を失って波となります。
このことから、海で波が立ち始める箇所がかけあがりがある箇所になります。

消波ブロック
アジを含めた魚はかけあがりにいることが多い点を考慮すると、消波ブロックに立って釣りをすることは理にかなっていることになります。

また消波ブロックは漁礁となっていることが多いので、根魚が居着いていることもあります。

しかし、消波ブロックに立って釣りをすることは非常に危険です。
波や雨で濡れている場合は非常に滑りやすいです。
滑り止めブーツや、ライフジャケットの着用など自分の身は自分で守るための装備は必須です。
安全に考慮して、尺アジを釣りあげたいです。

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